某携帯会社(ド○モ)お馴染みの携帯を擬人化しているCMを見て、携帯がテニプリのキャラだったら、というかんじで携帯を擬人化させてみました。

見た目は彼らそのもので、勿論普通の人間のように動きますが、あくまで携帯です。

-----------

「お腹すいた…っもう死ぬ…」


家に帰るなり私はベッドに倒れ込んだ。部活でしぼられたからだ。
疲れてお腹が空きすぎているため眠くもならない。かと言って起き上がる体力も残されていないんだけど。


「どうしようお腹空きすぎて動けない」
「あんぐらいの運動でへばるなんてもなよっちいな」
「…るさい。携帯の分際で」


バシッとブン太の背中を叩いてやろうかと思ったがそんな力さえ残っていないようだ。だからご飯を作る元気もない。
あぁもう眠くなってくれればいいのに…


「睡魔よ襲ってこーい」
「俺が襲ってやろうか?」
「殴るよ?」
「そんな力ねーくせに」


にんまり笑うブン太は私の隣にコロンと寝転がった。
携帯の癖に無駄に可愛いし無駄に色気があるのがむかつく。至近距離で私を見つめるブン太を睨み返していると、ふと良いことを思い付いた。


「あ、ピザ頼もうか」
「よし任せろぃ!」


ガバッと起き上がったブン太はあっという間に出前をとって私にピースを見せた。(ブン太は食べ物に関しては抜かりがないからな。素早いし)
多分安くて美味しいのをとってくれたに違いない。


「ブン太大好きありがとう」


いつも頼りにしてるよ、とブン太に抱き着くとブン太はちょっと顔を赤くして「ったりめーだろぃ」なんてぶっきらぼうに言った。



あぁ可愛い可愛い私の携帯。




君との日々を携帯する。03
           立海編

(あぁもう彼氏にしたいくらい)


...101229 >>Kaho Amamiya
これぞ正しく携帯彼氏。
まぁ本物はホラーなんですけどね。携帯小説はあんまり真剣に読んだことが無いので知りませんが。…あ、今携帯小説ファンを敵にまわした!?

ちなみにMEMO見ていただければ分かりますが私の携帯白いので、仁王さんみたいなイメージです。
更にちなみに、秋太のは赤也みたいな携帯です。かなりカッコイイ赤なんですよ。
むきー。ずるい。
THANKS...秋太